完全1対1が最強です、と言い切ってしまうと営業トークに聞こえるので、もう少し丁寧に説明させてください。
私が完全1対1にこだわるのは、8年間やってきて「これ以外では実現できないことがある」と体感しているからです。
成績を上げるために必要なこと
成績を上げるのに必要なことは、煎じ詰めるとひとつです。わからないところを潰すこと。
すでにわかっている問題を100回解いても成績は上がりません。わからない問題を見つけて、理解して、次に出たときに解けるようにする。これだけです。
問題は、「わからないところを潰す」効率が、授業形態によって全く違うということです。
80分の授業で「自分のわからないところ」に使われる時間
- 集団授業:体感で10〜20%
- 1対2の個別指導:約50%
- 完全1対1:100%
「質問すればいい」がなぜ難しいか
集団授業でも質問すればいいじゃないか、と思うかもしれません。でも実際の教室では、質問できる生徒はごく一部です。
理由は二つ。一つは、そもそも何がわからないかを言語化するのが難しい。「この問題がわからない」ではなく「この問題のどこがわからないか」を説明できる子は、ある程度理解が進んでいる子です。
もう一つは、周りの目。「こんなこともわからないの」と思われるのが怖くて、手が挙げられない。これは性格の問題ではなく、環境の問題です。
1対1なら、生徒が黙り込んでいても、表情や手の動きで「ここで詰まっているな」とわかります。質問しなくても、こちらから拾いに行ける。これは1対1でしかできません。
サボれないという事実
これはメリットとして語られることが少ないのですが、1対1の授業はサボれません。
集団授業は、極端に言えば座っているだけで時間が過ぎます。先生は全体に向かって話しているので、一人が聞いていなくても授業は進む。
1対1だとそうはいきません。私が話しかけて、生徒が答える。生徒が解いて、私が確認する。常にやりとりが発生するので、80分間ずっと頭を使い続けることになります。
正直、生徒にとっては集団授業より疲れると思います。でもそれは、それだけ密度の濃い時間を過ごしている証拠です。
うちの1対1のやり方
完全1対1を掲げている塾は他にもあります。うちが何をやっているか。
- 答えをギリギリまで教えない。ヒントで導いて、最後に類題をノーヒントで確認
- 正解してもすぐ丸にしない。「どうやって解いた?」と聞く(勘で当たっていないか確認)
- 前の学年に原因があれば迫わず戻る(中2に小5の分数を復習させることもある)
- 全授業を私一人が担当。引き継ぎミスゼロ
1対1が向かない子もいる
正直に言うと、完全1対1が向かないケースもあります。
- 周りに同級生がいたほうが燃える、競争心が強いタイプ → 集団授業向き
- 自分で計画を立てて進められる、自走力の高い子 → 塾自体不要かも
逆に、「質問が苦手」「わからないと固まる」「集団の中では埋もれる」というお子さんには、1対1がよく合います。
料金は小学生4,500円/回、中学生7,000円/回、高校生8,000円/回です。1コマの単価だけ見ると集団授業より高く見えますが、80分すべてがお子さんのための時間なので、わからないところを潰す効率を考えると、結果的にコマ数は少なくて済みます。施設管理費や教材費は原則かかりません。
清水 雅則(シロヤギ塾 塾長)